要約
- ルミス上院議員は、ビットコインを購入するために金準備を活用することを提案しています。
- 財務省は約2億6,150万オンスの金を保有しており、その評価額は約110億ドルとされています。
- 政府はすでに押収した328,372BTCを保有しており、総額は約223億ドルに上ります。
シンシア・ルミス上院議員は、財務省に対し、国の金準備を戦略的なビットコイン取得に活用するよう促しています。この提案は、国家債務の削減と長期的な金融安定の強化につながる可能性のある国家ビットコイン準備金の設立を目的としています。
ルミス氏は、財務省が保有する金の一部を売却する、あるいは現在の市場価格に基づいて金証券の価値を再評価することで購入資金を調達できると示唆しています。この計画では、今後5年間で最大100万ビットコインを取得することを目指しています。
米国は世界最大級の金準備高を保有しており、その量は約8,133トンに上ります。現在の市場価格では約1.3兆ドル相当と評価されています。その一部をビットコインに振り向けることで、準備資産の分散化を図り、「現代の価値保存手段」と見なされる資産へのエクスポージャーを確保できる可能性があります。
ビットコイン支持で知られる同上院議員は、この措置が長期的にインフレや通貨価値の下落から国家を守る一助になると主張しています。
制度的背景とビットコインのパフォーマンス
スコット・ベセント財務長官は最近、政府によって押収された資産について言及し、ビットコインの長期的な成長を強調しました。当初約5億ドルと評価されていたこれらの資産は、デジタル資産価格の上昇により150億ドル以上に増加したとされています。

米国政府は現在、約328,372ビットコインを保有しており、その価値は約223億ドルです。これらの保有分の大半は、直接購入ではなく犯罪捜査などによる押収によるものです。こうした保有資産の増加は、政府関係者や機関投資家の間で、長期的な金融準備の一部としてビットコインを保有することへの関心を高めています。
ビットコインは直近高値から約45%下落していますが、大手機関投資家や金融機関は引き続き買い増しを進めています。ブラックロック、フィデリティ、ストラテジー、マラ・ホールディングスなどの企業は保有ポジションを拡大しており、将来価値への信頼を示しています。
機関投資家の需要は、依然としてこの資産クラスの成長を支える重要な要因です。ビットコインは現在約68,202ドルで取引されており、過去24時間で約2%上昇し、時価総額は約1兆3,600億ドルに達しています。