「簡単な選択」:テザーのボスがイーサリアムよりビットコインを選択
仮想通貨
資産運用
2024年08月24日
テザー社のCEO、パオロ・アルドイノ氏はソーシャルメディアへの投稿で、同社の利益の一部を時価総額で2番目に大きい暗号通貨であるイーサリアムに割り当てるという考えを否定しました。
アルドイノ氏は、イーサリアムよりもビットコインを選びました。その理由は、ビットコインの不変性と供給量の制限によるものです。「ビットコインは不変だ。コインは2100万枚しかない。簡単な選択だ」と同氏は語りました。
昨年5月、この大手ステーブルコイン発行会社は、利益の15%をビットコインの購入に充てると発表しました。この動きは、同社の準備金を強化し、多様化することを目的としていました。当時、アルドイノ氏はこの大手暗号通貨を「大きな成長の可能性を秘めた長期的な価値の保存手段」と表現していました。
テザーの最新の四半期報告書によると、純利益が過去最高の13億ドルに達したにもかかわらず、ビットコイン準備金は変わっていませんでした。しかし、アルドイノ氏はその後、この大手ステーブルコイン発行会社は2024年に投資部門を通じてビットコインを購入したと明らかにしました。
イーサリアムはビットコインに対して劣勢
アルドイノ氏は最初の投稿で、過去数年間のビットコインに対するイーサリアムのパフォーマンスが悲惨だったことを指摘しました。
この通貨ペアは、2021年12月に0.088のピークに達した後、45%下落しています。